1. HOME >
  2. TOPICS >
  3. 「第3回利根川水系における取水障害に関する今後の措置に係る検討会」が
    開催されました

「第3回利根川水系における取水障害に関する今後の措置に係る検討会」が開催されました、平成24年8月14日


「第3回利根川水系における取水障害に関する今後の措置に係る検討会」が平成24年8月9日(木)に開催されました。
この検討会では「中間取りまとめ(案)」について審議され、若干の修正を行うという条件で、承認されました。この「取りまとめ」を受けて、8月10日(金)に法令の改正に向けたパブリックコメントの募集が始まりました。

(背景)

平成24年5月に、利根川水系の浄水場で水道水基準を上回るホルムアルデヒドが検出され、1都4県の浄水場において取水停止が生ずるとともに、同月19日から20日にかけて千葉県内5市の36万戸において断水又は減水が発生するといった取水障害が発生しました。この原因物質はヘキサメチルテトラミンと推定されています。

「中間取りまとめ(案)」の要点は、以下のとおりです。


  • 指定物質への追加
    ヘキサメチレンテトラミン(HMT)を水質汚濁防止法に規定する「指定物質」に追加する。これによりHMTが事故により公共用水域に排出された場合に、排出者は応急措置と行政への届出が必要となる。

指定物質 指定物質とは、公共用水域に多量に排出されることにより人の健康若しくは生活環境に係る被害を生ずるおそれがある物質として水質汚濁防止法施行令で定められた物質であり、事故時には応急措置や行政への届出が義務化されています。

  • 排出水のHMT濃度
    排出水のHMT濃度は、ホルムアルデヒドの生成能を勘案し、0.8 mg/Lとする。

  • 要調査項目への追加
    HMTを「要調査項目」の対象物質とし、環境中の濃度を把握する。

要調査項目とは、個々の物質が水環境を経由して人の健康や生態系に害を及ぼす恐れはあまり大きくないか不明なものの、環境中での検出状況や複合影響等の観点からみて知見の集積が必要な物質(群)で、平成10年に300項目が選定されました。
要調査項目は、今後人の健康保護のため注目すべきと判断された時点で要監視項目に格上げされる可能性のある項目です。

  • 処理委託時の伝達徹底
    廃液の処理委託時には、「廃棄物情報の提供に関するガイドライン(WDSガイドライン)」の活用により、HMTが含まれていることを委託契約書に記載し、処理において留意すべき事項等とともに処理業者に情報伝達することとする。

  • 今後の検討事項
    今後、HMT以外の物質、WDSガイドラインの見直し、自主的な排水管理の促進について検討すべきである。

今後、政令が改正されます
ランドソリューション㈱
橋本正憲
わたしたちは土壌汚染対策法だけでなく、水質汚濁防止法に関連する疑問やお悩みについても、アドバイスさせていただいています。 お気軽にご相談ください。

お問合せフォームへ

関係資料

関係HP

このページの上へ