掘削が困難な現場の浄化対策に
粘性土層に浸透した揮発性有機化合物(VOC)による汚染は、浄化対策にとって、とても困難な課題でした。
粘性土層に浸透した汚染は、時間をかけて地下水に溶け出すため、地下水汚染のリバウンド(再汚染)を引き起こす原因にもなります。
また、対策方法は掘削除去が一般的ですが、費用が高額なうえ、土木工事が困難な場所では対応ができませんでした。
そこで、ランドソリューションが提案する解決策が「電気発熱法」です。
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粘性土層の原位置での浄化対策
「電気発熱法」は、粘性土層における原位置での浄化工法です。
汚染された粘性土層に直接電極を挿入し、電流を流すことで地中を加熱させ、土壌中の揮発性有機化合物(VOC)などの汚染物質を移動しやすくさせ浄化効率を向上させます。
電極の配置は、室内試験および発熱シミュレーションの結果に基づいて最適化されます。
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これまで対応が困難だった土壌汚染への新たな解決策
操業中の工場や建物の真下、深い土壌など、これまで浄化のための掘削工事が難しい環境が多く存在しました。
ランドソリューションは、こうした困難な条件でも対応できる「電気発熱法」によって、浄化対策の可能性を大きく広げています。
パワーバイオ E-PLUS™
「パワーバイオ E-PLUS™」は、「クリオーグ・パワーバイオ™法」と電気発熱法を組み合わせることによって、より優れた浄化効果を実現する技術です。
バイオ浄化では困難だったリバウンドという課題
土壌に浸透した揮発性有機化合物(VOC)は、粘性土層に吸着し、従来のバイオ浄化では完全な除去が困難でした。
その結果、汚染物質が時間をかけて地下水中に溶け出し、浄化を行った後にも再び汚染が現れる「リバウンド現象」の原因となっていました。
操業中をはじめ、さまざまな条件に適応する複合技術
しかしながら、「パワーバイオE-PLUS™」では、粘性土層に吸着した揮発性有機化合物(VOC)を電気発熱法により地下水中に溶出させ、「クリオーグ・パワーバイオ™法」による微生物の働きで分解・無害化を実現します。
この複合技術により、操業中の工場など従来の工法では対応が難しかった汚染にも、効率的かつ持続的な浄化が可能となり、「リバウンド」による浄化の長期化という課題を根本から解決します。